たんすフラン
2005年 01月 25日
「フラン」というと、たいがいはお菓子を思い浮かべられるのではないか。
いや、それはブドウだよと仰る方とはぜひワインのお話をしましょう。
しかし、フランといえば、やはりお金なのである。一昔前まではそうであった。ユーロという便利な仕掛けができてから、影が薄くなってしまった。
さて問題は、私がフランを持っているということである。しかもトラベラーズチェックで。これはまだ通用するのか...というよりも、返ってくるのか。
マルクの換金期限が...といっていた知人の話をきいてから、青くなってきた。
すでに、ただの紙切れになってしまっているではないのか。
昼間に銀行に行かねば。気が重い。
TCを買った銀行に問い合わせ。
「もう換金期限を過ぎているので、もうだめです。」
がーん。
「念のために大使館にきいてみたら」といわれる。話がたいそうになってきた。
しかし大使館に電話しても、フランス銀行でしか換えられないという。
どうやら、こんなことになっているようだ。
フランス銀行ですと?
これは、フランスへの旅を敢行せよということなのか?
しかし、私の持っているのは、紙幣ではない。TCだ。
うがぁ。
2400フランある。
これは、ワールドカップを見に行ったときのものか。あるいは、その前の留学のときか。
とにかく、当時1フランが20円ちょっと。
その後、円が高くなって、1フランが15円ぐらいになり、これはやっとれんということで、持ち続けていたTCだった。
紙切れになるのなら、15円でも36000円。換金すべきであった。
暗い気持ちでTCを眺めていて、TCの発行機関であるAMEXに聞いていないことに気がついた。
そこからは、勝負が早かった。
電話口にTCと免許証を用意しろという。そして、銀行の口座を告げると、1週間で振り込みますとのこと。
なんや。こんなにあっさり。
そしておまけに、48000円も返ってくるという。
というのも、いまユーロが強いからだ。
なんだ、これで正解だったのか。
いや、もっとユーロが強くなるまで待つべきか...
懲りない奴だ。
そんなわけで、資産評価損を微小額で食い止めることができたのだった。
ふぅ、今回の発見は、AMEXの電話サービスがすばらしいということ。
そして、大使館に電話すると、はじめフランス語で話されるということ。
ということは、ロシア大使館に電話すると...
おおっと。よその大使館にイタ電するようなことはおやめください。
換金し忘れはないですか?
あトンスィオン!
いや、それはブドウだよと仰る方とはぜひワインのお話をしましょう。
しかし、フランといえば、やはりお金なのである。一昔前まではそうであった。ユーロという便利な仕掛けができてから、影が薄くなってしまった。
さて問題は、私がフランを持っているということである。しかもトラベラーズチェックで。これはまだ通用するのか...というよりも、返ってくるのか。
マルクの換金期限が...といっていた知人の話をきいてから、青くなってきた。
すでに、ただの紙切れになってしまっているではないのか。
昼間に銀行に行かねば。気が重い。
TCを買った銀行に問い合わせ。
「もう換金期限を過ぎているので、もうだめです。」
がーん。
「念のために大使館にきいてみたら」といわれる。話がたいそうになってきた。
しかし大使館に電話しても、フランス銀行でしか換えられないという。
どうやら、こんなことになっているようだ。
■導入カレンダー
2001.1.1 ユーロ導入開始。2月17日までは、ユーロとフランが併用される。ただし、現金のみ。フラン建ての小切手は作れないし、クレジットカードでフラン決済はできない。フランは新規発行されないので、姿を消していく。
2002.2.17 フランの流通停止。
2002.6.30まで フランの硬貨および紙幣を市中の銀行、郵便局、フランス銀行で両替することができる
2005.2.17まで フランの硬貨をフランス銀行で両替することができる。
2012.2.17まで フランの紙幣をフランス銀行で両替することができる。
フランス銀行ですと?
これは、フランスへの旅を敢行せよということなのか?
しかし、私の持っているのは、紙幣ではない。TCだ。
うがぁ。
2400フランある。
これは、ワールドカップを見に行ったときのものか。あるいは、その前の留学のときか。
とにかく、当時1フランが20円ちょっと。
その後、円が高くなって、1フランが15円ぐらいになり、これはやっとれんということで、持ち続けていたTCだった。
紙切れになるのなら、15円でも36000円。換金すべきであった。
暗い気持ちでTCを眺めていて、TCの発行機関であるAMEXに聞いていないことに気がついた。
そこからは、勝負が早かった。
電話口にTCと免許証を用意しろという。そして、銀行の口座を告げると、1週間で振り込みますとのこと。
なんや。こんなにあっさり。
そしておまけに、48000円も返ってくるという。
というのも、いまユーロが強いからだ。
なんだ、これで正解だったのか。
いや、もっとユーロが強くなるまで待つべきか...
懲りない奴だ。
そんなわけで、資産評価損を微小額で食い止めることができたのだった。
ふぅ、今回の発見は、AMEXの電話サービスがすばらしいということ。
そして、大使館に電話すると、はじめフランス語で話されるということ。
ということは、ロシア大使館に電話すると...
おおっと。よその大使館にイタ電するようなことはおやめください。
換金し忘れはないですか?
あトンスィオン!
by dasauso
| 2005-01-25 19:14
| ニチニチ編