意識をむけてみるといろんなものが見えてきますよね。お酒とオンガクが好きなサラリーマンが綴る、意識の向けどころページです。お仕事の息抜きや、お酒の肴にどうぞ。


by dasauso
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2007年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

さて、今日は地味で堅実な白ワインの飲み比べです。両親と祖母を招き、先週に引き続いてチーズフォンデュをやりました。

b0060399_1802571.jpg

先週は、Ladoixの豊満な香りとミネラル感で堪能していたので、バタ感たっぷりのたっぷりのムルソーではなく、やはりコート・ド・ボーヌ北側の白が飲みたいと思いました。

今日は、人数が少し多いのをいいことに、
A Pernand-Vergelesses Les Caradeux 1er Cru 1999
B Savigny Hauts Marconnets 1er Cru 1999
の飲み比べです。
作り手は同じChanson Père et Filsで、ヴィンテージも同じ1999年です。こんなレベルでの飲み比べは初めてなので楽しみです。

Aは、地味(上品ともいう)ながらもミネラルの妙味が楽しめます。しっかり引き締まりつつ、甘美でもなく、酸っぱくもなく、実に穏やかでありながら、石灰のような香りに足腰の強さを感じます。体型は全般的に細身で、不思議な魅力を感じます。ちょっと変わった方ですね。

Bも基本的には似ているのですが、より蜜感の甘みを感じます。けれども、余韻はキュッと締まる感じです。誇張すればボン・(キュ)・キュという感じですが、もうすこしなだらかな感じです。そして真ん中のキュはさほど感じません。


いずれも、先週のLadoixよりも地味で、日本人的体型です。けれども、決して弱いのではなく、上品にミネラル感や香りが引き立っていて、ともに、いろんなお料理と仲良くやっていけそうなタイプです。マリアージュが成立しやすい、つまり、嫁としての人気が高い(?!)ということになりそうです。

とにかく、ご近所のこの二つの畑、地図で見ると、かなり近いことがわかります。もっとも、村で言えば隣同士でも、SavignyのHaut Marconnetがもっともボーヌ(Beaune)寄りにあるので、少し離れている部類に入ります。Pernand-Vergelessが石灰岩質の土地が卓越するとされます。他方、SavignyでもこのMarconnetはBeauneよりなので、やや粘土質、ということで、ワインもミネラル感よりも、肉づきを感じさせるものになっているということかもしれません。
b0060399_1804627.jpg
(クリックすると少し大きくなります)
Savigny Haut Marconnetsは、青色の部分、対してPernand VergelessesのCaradeuxは、ちょうど黄緑の部分で、こちらはコルトンシャルルマーニュの畑(地図中の黄色い部分)からは目と鼻の先200mも離れていないところの畑です。ただ、谷に走る道路を挟んでいるので、日当たりの向きとしては、東向きになります。
b0060399_1805581.jpg
(クリックすると少し大きくなります)
こちらは、某ドメーヌで撮らせてもらった航空写真から。サヴィニーは扇状地なんでしょうね。Haut Marconnetsの畑の横には、高速道路が走っています。(茶色の線)


村としては、隣同士、ボーヌとアロースコルトンの間で、どちらも村としてもさほど人気が高いとはいえず、今回のワインにしても、Premier(1er) Cru=1級畑のワイン、とはいえ、ブルゴーニュの白ワインで言えば、ムルソーやモンラッシェ、コルトンシャルルマーニュと比べて圧倒的にマイナーです。日本では、雑誌「ワイナート」で紹介されてから、ちょっと火がつくかもしれませんが、ペルナンベルジュレスにしても、先週のラドワ(Ladoix)にしても、人気が低い割りに美味しい、言い換えれば、お値打ち感満点のワインという感じです。今日のワインもそう言えると思いました。


【本日のワイン】
Pernand-Vergelesses Les Caradeux 1er Cru 1999 , Chanson Père et Fils 3680円
 お値打ち感 ★★★★☆

Savigny Hauts Marconnets 1er Cru 1999 , Chanson Père et Fils 3300円
 お値打ち感 ★★★★☆

こうやって飲み比べるとまた双方の特徴が目立って楽しめます。
[PR]
by dasauso | 2007-01-27 22:34 | ワイン編
旅のトラブル集です。まさにこのブログのテーマ、
「あトンスィオン!」(=Attention! 気をつけて!)
を地で行く内容がやってきました。

そればかりでは萎えてくるので、ちょこっとうれしいサプライズも交えていきましょう。


◆無賃乗車の男◆
12月31日、関空を発った飛行機はパリ、シャルル・ド・ゴール空港に到着。オペラ座の大晦日コンサート(Consert du Réveillon)まで時間が全然ないので、先をいそぐ。空港はパリ郊外にあるので、高速地下鉄で市内まで約30分移動します。

しかし、切符売り場がみつからない。

あれ?こっちかな?

あれ?あ、みんなこっちへいくぞ。

いつの間にか、ホームまで来てしまっていました。

パリ市内行きのノンストップの電車が出ようとしている。えーい、乗ってしまえ。


もしも車掌が検札に来たら、もしも駅の出口で検札大会をやっていたら、もしも出口が自動式で出られなかったら。

どうしよう。。。


従兄弟くんは、パスの署名欄を間違えて、拘留されかねない勢いだったとか。罰金でかなりの額いかれてたみたいやしなー。


なんだか、コンサートへの遅れの焦りと切符がない焦りで気持ち悪くなってきました。さらに、車内はなんだか汚いし、乗り合わせた客はおそってこないかなー(移民系がおおい)。

車掌がきたら、ハンガリーのときのようにボディランゲージで切り抜けようか。フランス語よりも、関西弁でまくし立てた方が成功率が高そうやなー。「時間ないねん!!」いうて。

そして、北駅(Gare de Nord)で下車。乗り換えるかどうするか。乗り換えて目的地の小さな地下鉄の駅へいくと、融通きかなくなるかもしれんからなー。外に出ちゃえ。そうして意味なく(?)広い駅を上へ上へ。いつの間にか地上に出ていました。

助かった、のか?しかし、北駅付近はホームレスも多く、観光客モード満開の日本人2人はかなりビビる。荷物は重いし。ここからどうやってホテルまでいくんや?タクシーは来ないし...

オペラ座への道はまだ開けない。それよりホテルだ。つづく。


無賃乗車がきわめて成立しやすいシステムなのに、取り締まりはめっぽう厳しい国、フランス。しかしそこに落とし穴が。

いつのまにか無賃乗車の落とし穴!
あトンスィオン!

[PR]
by dasauso | 2007-01-08 22:20 | グルタビ編
一週間滞在したフランスとも今日でお別れ。


◆Montreuilの蚤の市へ◆
4時半ごろから目が覚めています。最後の日で、はやいこと空港に向かわないといけないものの、せっかくなので、モントルイユの蚤の市へいくことにしました。妻はお留守番するようです。

フランスに1週間滞在して、慣れてきているとはいえ、蚤の市はとにかくスリに注意!と聞かされているので、かなりびびってます。財布などの貴重品はお宿において、残り少ないお金を握り締めて、モントルイユに向かいます。地下鉄で一本。

b0060399_21145170.jpg
朝の7時半。暗いです。

b0060399_21151119.jpg
モントルイユは、パリの東の端っこ。ちょうどパリの市街地の境界に環状の道路が走っています。これを渡って蚤の市へ。

b0060399_21155799.jpg
こんな風に、バンで荷物をつんできて、テントを出します。まだだいぶん緊張します。パリでいやというほどみた日本人も、ここでは全く見ません。

b0060399_2116962.jpg
お店の人はアラブ系の人が多いように思います。ガラクタばっかり、おいている店もあります。

うーん、なんだこりゃ?

ガイドブックに、「彼らはものの専門家で目利き力もあるので、ぜひ物について訊ねてみよう」とあったので、実践してみることに。

"Qu'est-ce que c'est?"  「これなあに?」
"Je ne sais pas."  「わからん。」


かれら、パリジャンもパリジェンヌもとにかく、肩をすくめて、僕は悪くないけど、みたいなジェスチャーをします。このジェスチャーに出会えただけでも、それは収穫であったような。

そうそう、ブツとしての収穫はたいしてありません。負けてもらえへんかったのが、悔しい。

しかし、もう帰らないとね。




◆A bientôt! またねー!◆

トランクのスペースを空けるために下着とかタオルなどは捨てて帰ることにしました。最終日にして初めてバスにのって、Gare de Nordへ。

b0060399_2146029.jpg
来た時は、浮浪者がたくさんいて恐かった駅も、今日は明るい感じです。慣れたから、というのもあるのでしょう。


そして空港へ。

昨日、ネットでチェックインできなかったので、仕方なく空港カウンターへ。なかなか手続きが進まない。係員も困っているようだ。フランス語か英語は話せるか?などときいてくる。何を言ってるんだろう。「満席なので席を探しております」などと言っている。えー、なんでー?だいぶん時間を食ったけれども、とにかく発券できた。よかった、よかった。

しかし、その後悲劇が起こる。出国するのだけれどもが、昨今のテロの余波を受けて、瓶の機内持ち込み規制があり、なんとマスタードとマヨネーズが没収されてしまった。うう、おばあちゃんのおみやげのマヨネーズがぁ。めちゃくちゃ萎えてしまいます。気分が悪いので、免税店でワインを衝動買い。というか、ヤケ買い。そう、出国後の免税店では、没収されたのと同じようなマスタードが売っているのです。わけわからん!!

それにしても、前日にエールフランスのカウンタで、ワインのボトルはOKか?と訊ねておいてよかった。これが没収されていたら、気が狂っていたかもしれないです。その場でワインを開けて飲んでいたかも。

b0060399_21245963.jpg

そんなトラブルがありつつも、乗り込む。席は、なんと二人がけの一番前!!足が延ばし放題!!ビジネスクラスですよ、これは。先ほど訊かれた、英語やフランス語が話せるか?というのは、非常口前に座る人の条件として、言葉が話せて、手伝いが出来ることということがあるためであったのです。たいへんな競争率の中、往路も二人がけ、復路も二人がけというのは、ついているとしか言いようがない。(往路は狙った)


帰りも本を読んでいたため、12時間のフライトは、とても短く感じます。


オテッス(スッチー)さんには、ちょっと無理なお願いをして、機内専用のハンドソープを頂いてしまった。わーい。ええ匂いやったからね。といっても、英国製なんだそうですが。この一件で、没収マスタードのことはもうすっきりと忘れることができました。


ウランバートル、北京を過ぎ、だんだんと日本に近づいてくる。着陸の前は、よう、揺れるなー、へたくそやのぅ、と思っていたが、それは違った。帰国した日の日本はすごい風で、よく着陸できたと思う。

無事着きました。ワインは税関にきちんと申告しました。案外簡単。


時差にやられたのか、結局、その日は一日中寝てしまいました。

正月は、親も友達も親戚もみなさんご挨拶できませんでした。ただ、いままで、正月の旅行って完全に他人事とおもっていたけれども、できるもんだなー、というのが実感です。

このタイミングで旅行せぇへんかったら、もう行くチャンスないしなー...

と思っていたのですが、行ったら行ったでまた行きたくなってます。


続編はあるのか。まずはお金を貯めねばですね。


⇒前の日へ 1月5日 ちょこちょこ買ってちょこちょこ食って

[PR]
by dasauso | 2007-01-06 21:10 | グルタビ編
今日は一日パリ。おみやげ品などももう少し買っておかねば...


◆買物な一日◆
b0060399_20471296.jpg
ラスパイユのマルシェへ出かけます。日曜ならばビオの市が出るのですが、今日はそうでもないのかな。それでも、魚など、色々出ています。市で、サモサとチキンを買って、その辺でほおばります。

b0060399_20482048.jpg
ラスパイユから歩いてすぐ、パリ最古(世界最古?)のデパート、ボンマルシェに行きます。ガイドにのっていることもあるのですが、とにかく日本人だらけでちょっと気持ち悪いです。

サンジェルマン・デプレにてクレープを買います。チーズと卵とジャンボンが全部入ったスペシャルクレープで5ユーロ。

なぜか、おなかが満たされず、一度宿にかえって、スーパーで買ったインスタントラーメン(0.4ユーロ)を食べます。おいしくない。一体パリまできて何をやってるんだ!!

その後は、帰りの飛行機のチェックインをすべく、エールフランスに行ったり(ネットチェックインできず)、髙島屋の無料インターネットコーナーへ行ったり(やはりチェックインできず)、日本語のネットカフェに行ったり、結局あまり実りのない時間を過ごしてしまったのでした。

b0060399_2050458.jpg
オペラ座の近所にはBook Offもあります。このあたりはいわゆる日本人街になっていて、日本人向けの床屋とか、日本人が経営するネットカフェとかいろいろあります。

b0060399_2048588.jpg
Savigny-Lès-Beauneを買って、宿で食事をとります。少し樽の感じが強いです。

b0060399_20491370.jpg
今晩もまたモノプリです。今日は、シカ肉のシチュー。サラダを食べるために、ドレッシングをかったのですが、これがでかい!1ユーロぐらいやから、まぁ、ええにしても。

明日はもう帰国です。

⇒前の日へ 1月4日 ドメーヌ・シモン・ビーズ訪問~パリへ帰還

⇒次の日へ 1月6日 モントルイユの蚤の市~帰国

[PR]
by dasauso | 2007-01-05 20:40 | グルタビ編
今日はボーヌ最後の日。朝から雨が降っています。

ドメーヌで大量購入したくなったら困る(?)ので、念のために、円をユーロに替えようとします。あちこちの銀行や両替所をたらいまわしにされつつ、結局両替はできませんでした。その間、雨が靴の中にしみてきます。



◆SavignyのDomaine Simon Bize & Filsへ◆

10時20分にタクシーが迎えに来ました。行き先は、シモン・ビーズのあるサヴィニーの村。ドメーヌ・シモン・ビーズは、伝統的な製法を守る実力派ドメーヌとして知られていますが、日本では、日本人女性が嫁がれたドメーヌとして知られています。(ビーズ千砂さんの著書はこちら



タクシーはボーヌから郊外へ。ルイジャドの工場を抜け、サヴィニーへ。意外と早く着きました。お値段も10ユーロぐらい。


b0060399_1934463.jpg
村に着きました。村の真ん中よりも少し手前で降ろしてもらって、畑(Aux Serpentièreあたり)を見学します。

b0060399_1952024.jpg
千砂さんの本にも出てくる村の広場はこんな感じです。一応、Informationもあります。

b0060399_1963034.jpg
川をわたって、ようやくDomaine Simon Bize&Filsへ到着!Patrickが迎えてくれました。そして千砂さんとご対面。先方のことは本で読んでいることもあり、有名人に会うみたいで、なんだかとても緊張します。中を案内してもらいます。

b0060399_1973776.jpg
販売用のボトルが並ぶ横に、地下のセラーに下りていく階段が見えます。

b0060399_198071.jpg
地下のセラー。絞ったワインがここで熟成しています。使っている樽、産地も、ドメーヌごとにこだわりがあります。

b0060399_1984035.jpg
見事な梁です。虫もくわないぐらい硬い樫の木です。日本酒の蔵みたいですね。当然ここにもいろんな酵母が住み着いているのでしょう。

さて、まだリリースされていない05年の澱引き前のものを飲ませてもらい、一通りの造りの説明を聞かせてもらった後は、試飲タイムへ。

b0060399_1912925.jpg
千砂さんといっしょに。手に持っているのは、もちろん、Savigny-Lès-Beaune。白の2004村名ワインがよかったですね。

b0060399_19445795.jpg
貯蔵の時は、キャップがありません。出荷の時にマシン(写っているのは半手動の機械)でキャップします。

お家の方に移りました。お昼前からお邪魔していたので、Patrickとせんちゃん(日本から来ている蔵人)がちょうどそれぞれお昼ごはんをたべてはりました。

b0060399_19134869.jpg
パトリックを囲んで。日本人もたくさんくるのでしょう。日本語でアリガトウゴザイマス。彼にもブドウ畑の話など訊いてみたかったけど、それはまた改めて。

タクシーが迎えにきてくれました。行き道と同じタクシーを呼びました。彼はサッカーが好きで、松井はもちろん、グルノーブルのGMが日本人であることなどよく知っていました。

b0060399_19161558.jpg
お宿に戻って、マダム・デュティともお別れです。荷物をもってボーヌ駅へ。昨日サファリで一緒だったオーストラリア人とまた会います。来た道を戻るように、ディジョンへ。ディジョンでは荷物を預け(4ユーロ)、街のモノプリ(スーパー)へ。

そしてTGVでパリに戻ります。爆睡。


◆パリへ帰ってきた。また同じ部屋へ。◆
パリはやはり雰囲気が違います。地下鉄の緊張感が。

同じお宿に帰ってきました。少し心配だった荷物も、無事預かってもらっていました。よかったー。部屋も慣れているから、楽ちんといえば楽ちんです。

b0060399_19171590.jpg
久々に、夕食は、シュークルート、ウサギのパテ、ハンバーグもどきなど、と、モノプリ(スーパー)で買ってきたものですませます。手前に写っている、アンドゥイエット(豚の内臓の腸詰)が臭くもうまいです。そして、本場ブルゴーニュでゲットしてきたウォッシュチーズ(臭い系)、エポワス最高!

ワインは、ディジョンで買ってきた、Beaune 1er Cru Clos de la Mousse 2002, Bouchard Père & Fils、すなわちL'Enfent Jésuと同じ作り手です。

パリでワインを買うと高いです。同じモノプリでもパリの方が高い気がします。荷物はたいへんだけれど、ワインは地方で買うに限る!と思いました。

⇒前の日へ 1月3日 ブルゴーニュの畑をめぐる!
⇒次の日へ 1月5日 ちょこちょこ買ってちょこちょこ食って
[PR]
by dasauso | 2007-01-04 22:44 | グルタビ編


◆Les GrèvesからLes Teuronsへ◆

AOCボーヌの畑は、丘にひろびろと続いていて、特級畑はないものの、1級畑が全畑の4分の3を越しています。単純にどうこうは言えませんが、いい畑が広く続いています。どれもさほど値段が高くなく、悪くない味だと思います。

今日は、エリアの中央を貫くブーズ街道より北側に広がる広い区画(Beaune 1er Cru Les GrèvesからLes Teurons)を歩きます。

b0060399_1563012.jpg
ボーヌの街の外壁をでたところ。ここから畑まで西へ約1km歩きます。


b0060399_1573766.jpg
畑の入り口。水が湧き出しています。扇状地の扇端になるのでしょうか。


b0060399_16122312.jpg
手前にLes Mariages、その向こう側の大半、丘の上までLes Grèvesが広がります。ブドウの収穫は9月から10月ごろ、いまは1月ですから、ブドウも葉っぱもおちています。


b0060399_1520512.jpg
ブドウの木の成長をコントロールして、収量や実の成熟具合をコントロールするために、冬の間も剪定が必要です。こちらも剪定作業中でした。切った枝をそこで燃やしてしまうため、煙が上がっています。(Les Marriagesの畑)


b0060399_1611874.jpg
これがLes Grèves Vigne de l'Enfant Jésusの畑。


b0060399_166537.jpg
こちらはまだ剪定前。


b0060399_16205391.jpg
畑をあるくと、こんな風に粘土質の土がいっぱいついてしまいます。取るのがかなりたいへん。


b0060399_1614726.jpg
丘の下へおりてきました。ここは、オスピス・ド・ボーヌの所有であることがわかります。(Les Bas des Teurons)


b0060399_1632298.jpg
Les Teuronsであることを示す石標。Les Grèvesが一番広い畑ですが、Les Teuronsもかなり広い畑です。

b0060399_1631100.jpg
前の石標と同じ場所にBeauneの畑の地図が立っています。地図の中では、赤いゾーンのちょうど中央のV字のとがった先端のところにいます。


b0060399_1642444.jpg
Les Teuron畑を西へ見上げます。

街中までの行き返りがあるから、あまり広くは回れませんでした。街中までもどってぐるっと2時間コース。本当はポマールに近いところまでいきたかったけど、仕方ないですね。

このあとは、コート・ド・ニュイにむけて、車で有名どころの畑をまわるサファリです。


⇒1月3日の日記に戻る
[PR]
by dasauso | 2007-01-03 23:54 | グルタビ編
今日は晴れ!(最後まで、一日中晴れだったのはこの日だけだった)しかもブルゴーニュで1日丸ごと使えるのは今日だけ。というわけで、朝から気合が入ってます。ちなみに7時半。となりの部屋の家族はまだ寝ています。
b0060399_111391.jpg
朝食は、いろいろなパンをマダム=デュティお手製のジャムでいただきます。緑トマトのジャムがヨーグルトによく合います。クロワッサンがあまくておいしい。


◆オテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)◆
さて、朝はまずボーヌの街中にあるオテル・デューへ向かいます。
b0060399_22564465.jpg
オテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)貧民救済のための医療・養護施設。自らブドウ畑を持ち、ワインがオークションにかけられることでも有名。つい35年ほど前まで現役の施設として活躍していたのだそうです。
b0060399_22571358.jpg
尼僧と患者を題材とした当時のイメージ。

さまざまな療養の部屋のほか、台所や薬局があり、l部屋の中には、芸術家たちに描かせた絵画があります。

⇒オスピス・ド・ボーヌをもっと見る(作成中)



◆AOCボーヌのブドウ畑を歩く◆
自転車レンタル屋が正月休みだったので、あるいて畑へ。舗装のない畑の中へも入っていくので、結果的には徒歩にして正解でした。
b0060399_22585236.jpg
街中から丘に向かってL'Aigue通りを歩いていきます。
b0060399_23391560.jpg
城郭を離れて約15分、ようやく畑エリアにつきました。ここは、入り口にあたる場所で村名格の畑、"Les Mariages"。めでたい名前ですね。

b0060399_2314980.jpg
1級(Premier Cru)畑のLes Grèvesへやってきました。畑の手入れにきていたおっちゃん(後ろの車)に、「ぼくたち今どこかな?」ときいたら、なんと、そこはあのL'enfant Jésusの畑でした。おお、なんだかひとつ目的を果たしたぞ。


⇒AOCボーヌの畑をもっと見る



◆ワイン畑をめぐるサファリツアーへ◆
午後はメジャー畑を巡るサファリツアー。城郭側のインフォメーションセンターから出発します。ボックスカーには、われわれ夫婦のほかに日本人×2(なんと共通の知り合いがいた。せま!)、オーストラリア人×1に運転手の6人編成。

b0060399_2324458.jpg
まずは、あこがれの白ワインの一つ、コルトン・シャルルマーニュ(Corton-Charlemagne)の畑へ。コルトンの丘はやっぱり風格があってええですね。いろんな土に覆われ、お日様の恵みを十分に受けられるなだらかな斜面になっています。


b0060399_0143464.jpg
さて、車は北へ走り、コート・ド・ボーヌからコード・ド・ニュイ側へと入ります。そしてやはりお約束、ロマネ・コンティ(Romanée Conti)ですね。単位面積あたりの収量もぐっとおさえられています。グランクリュにしては、意外になだらかな斜面に思えます。しかし、翌日ビーズ千砂さんとお話していたときにも、あそこはあまりにも広いから、目の錯覚で平らに思えるのであって、歩いたりしていると、やっぱり体はそれなりの勾配を感じるかも、とおっしゃっていました。なるほど。

舗装道路のみならず、土の道路も走っていきます。でこぼこ道も水たまりも構わず進んでいって、文字通り"サファリ"!グランクリュ通りを北へ抜け、ジュブレ・シャンベルタンまでいって引き返します。

ワイン好きな方には、畑編をどうぞ。
⇒ぶどう畑の写真をもっと見る(作成中)


b0060399_0154317.jpg
そして、締めくくりはサファリツアーの醍醐味の一つ、試飲(Dégustation)です。アロース・コルトンにあるDomaine Michel Voarickへ。いまも古い造りを守っているドメーヌです。

特級の赤Cortonのほか、Corton-Charlemagneもいただきました。うみゃー、うひ。口の中で含ませて、味を楽しんだあと、テーブルの上の金属容器の中に捨ててよいのですが、捨てるなんてもったいない!!

こうして、無事サファリも終了。日もおちて、すっかり暗くなりました。



昨日は全く開いていなかったボーヌのレストラン。今日もやはり休みばかりでしたが1件見つけました。みるみるうちに席は満席に。さらに来るお客さんをたくさん断ってはりました。
b0060399_03326100.jpg
頂いたのは、Caille Rotîe au foisgras(うずらのロースト、フォアグラソース)です。妻は、鶏肉をエポワスソースで絡めたものを。いずれも昨日よりは本格的でした。ワインは今日もハーフ。リュリ(スタイルのよい花)とボーヌ(とろろ昆布)でいただきました。


さて、あしたはブルゴーニュをあとにしてパリに戻りますが、目玉があります。なんだか緊張します。
[PR]
by dasauso | 2007-01-03 23:43 | グルタビ編
目が覚めるのがどんどんと早くなっていきます。今日は3時ごろから目が覚めます。

b0060399_21334436.jpg
朝、散歩に出ました。暗いですが、朝の7時をまわっています。パリの朝はとにかくパン屋へ、というわけで、パン屋でサンドイッチを作ってもらいます。いっつもサンドイッチだから、パニーニにすればよかったかな、と思いつつも、焼きたてのバゲットで作ってくれるサンドイッチはまた格別です。

昨日の朝と同じく、jambon(ハム)のサンドイッチと、ツナサラダのサンドイッチ。無意識なのか、同じものを頼んでしまいます。


◆ブルゴーニュ公国の都Dijonへ◆
さて、これからブルゴーニュに向けて出発です。二日後にまたパリに戻ってくるので、荷物はお宿に預かってもらうことにしました。新しいお宿でまた新たな出会いや緊張感があるのもええもんやけど、荷物を預けられるというのは、すごい魅力やし、ホテルの周りのお店もようやくわかってきたので、ここは同じお宿としました。

b0060399_21112077.jpg
TGV、すなわち新幹線でブルゴーニュへ。200万人の都市パリから20万人の都市ディジョンへ。約1時間40分のたびです。チケットは日本で予約しておきます。特割みたいなもので、その便onlyのチケット。ずいぶんと安くなるのです。


b0060399_2113873.jpg
Dijonに着きました。街の散策とお昼ご飯を頂くのがこの街の目的です。街のあちこちに、ふくろうがいます。chouetteというのは、ふくろうという意味と、素敵!という意味の両方があるんですね。


b0060399_21434851.jpg
お昼は、マルシェ(市場)の前にある、アルザス風のレストランです。定食(Menu)を食べましたが、アルザスだけに、お隣さんが卓上でソーセージをボイルして食べているのがとても美味しそうでした。グラスワインがキンキンに冷えていたのがちと興ざめ。


b0060399_21143213.jpg
ブルゴーニュ公国の宮殿前です。立派。よく晴れているはずなのですが、このあと、大雨に打たれ、荷物は重く、足がいたくなり、あまり良い思い出ではありません。狙っていた電車にも乗り遅れ、次の電車まで駅で一時間近く休むことに。


◆ついにワインの商都ボーヌへ!!◆
b0060399_2117418.jpg
ディジョンからボーヌへは、新幹線も乗り入れる在来線で20分ほど。先ほどのディジョンが20万人なら、ボーヌは2万人の街です。途中、ブルゴーニュのブドウ畑、すなわちコート・ドールが見えてきて、興奮しまくり、写真取りまくりで、ずっとカメラを回しています。翌日、もっと近くで、もっといい景色をみることになるのに、最初というのはこういうもんですね。ともあれ、上の写真、かすんだ先にクロ・ド・ヴージョが見えます。


b0060399_21202589.jpg
ボーヌに着きました。4時45分。観光案内所で翌日のブドウ畑見学の問い合わせをせねば、と重い荷物と痛い足をひきずりながら、観光案内所を目指します。


よかった。あいてました。明日のワイナリー巡りツアーを予約、と。


b0060399_21221088.jpg
また雨が降ってきました。ボーヌの街を抜けて、お宿をさがします。近くまできました。でも、お家がない。しかるべき住所、5番地のお宅がない。少し離れたところに5番地を発見するも、通りの名前が違っているし、表札も違う。試しにベルを押してみたが、返答もない。雨が強くなってくる。足も痛い。


車がとまり、女性が下りてくる。この人こそ、お宿の女主人、マダム・デュティさんか!?と思ったら全然他人。けれども、行きたい場所がどこかわかった。ようやく到着。

よかった。


b0060399_2123548.jpg
着いたお宿は、民宿で、使っていない2部屋を開放してくれています。シャンブル・ドットといって、ボーヌの街中にそんなにたくさんもないと思います。先ほどまで苦労したことや疲れが全部吹っ飛ぶぐらい、感じのいいデュティさん、そしてホスピタリティあふれる素敵なお部屋です。


年明けの時期、いまはオフ・シーズンで、レストランはバカンスをとったりしているので、店はほとんど開いていません。マダムは晩御飯のレストランの予約のために、何軒も何軒も電話をしてくれました。しかも、ここは美味しい、ここはいまひとつ、とミシュランのかわりになってくれます。たいへんに感謝の意を伝えると、いえいえ、こんなのは当然です、とのこと。ほんまに親切なのです。結局、目ぼしいお店は全部しまっているので、カフェかブラッスリーを探しに中心にでることにしました。マダム、ありがとう。


街中へ出ると、やはり多くの店がしまっています。ようやく、にぎわっているレストランがあったので、入りました。


b0060399_21383892.jpg
ご存知、ブッフ・ブルギニョン(ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮込み)!!

ブラッスリーとレストランがいっしょになったような、特にいいレストランではありませんが、ここまでのところ一番まともな晩御飯です。そして、旅全体の食事を通じてここで呑んだワインが一番おいしかった!

⇒晩御飯の様子をみてみる(作成中)


さて、ほどほどに食って飲んだところで今日は帰って寝ます。

明日からいよいよはたけ巡り。

⇒前の日へ 1月1日 パリ名所めぐり~戴冠ミサ
⇒次の日へ 1月3日 ブルゴーニュの畑をめぐる!
[PR]
by dasauso | 2007-01-02 21:41 | グルタビ編

到着

日本を発ち、ロシア上空で機長のカウントダウンの声とともに日本の新年を迎え、その後、大晦日コンサート(concert du reveillon)を終え、さらに現地のテレビで二回目のカウントダウンということで、新年を迎えました。

フランス語のシャワーの中、いろんなトラブルやサプライズのなか(地下鉄無銭乗車、ダブルブッキング、特別席での鑑賞、暴風雨との戦いなどなど)すでにかなり楽しんで、さらに疲れています。

大晦日から新年のおひるまでは、地下鉄が乗り放題になっているので、今朝のうちに、パリ入門編ということで、凱旋門、エッフェル塔、モンパルナス、サンジェルマン・デプレ、ノートルダム寺院など、メジャーなところをまわって、カフェも堪能しました。

歩きつかれたので、ネットカフェに来ています。日本語を読むことはできても、入力できるカフェは限られており、また、今日は元旦でたいがいのお店は休みです。

かきたいことはくさるほどあるけど、また落ち着いて(いつのことだ!)気が向いたらかきます。

今日は5時から懐かしのサンジェルマン・デプレ教会でモーツァルトの戴冠ミサです。そして、明日はところかわってブルゴーニュはボーヌです。


アビアント!(それではまた!)
[PR]
by dasauso | 2007-01-01 22:52 | グルタビ編
元旦、朝の5時です。妻は寝ているので、1階の集会所で日記をかいています。アパルトマンに酔った女の子たちがかえってきます。Bonne Année! 朝のニュースでは各地でのカウントダウンの模様が映し出され、東京の様子も出てきました。


◆名所を駆け足で。パリツアー◆

b0060399_2224320.jpg
元旦はかなりお店も休み。そして妻は初のパリなので、とりあえずメジャーどころを回りましょう!ということで、メトロで名所を移動します。こちらに来て最初のご飯は、サンドイッチ。高い!!


b0060399_22253668.jpg
シャンゼリゼ通りはもうすっかり人が引いていました。そして、凱旋門。小雨降るなか、大掃除大会でした。ガラスの破片があちこちに。地下鉄の中には、なぜかというかやはりというか、流血している人や、ゲ○もあります。



b0060399_22262895.jpg
エッフェル塔です。このあと嵐に遭いました。


b0060399_22272689.jpg
モンパルナスへ。藤田嗣治のアトリエです。風が強く、4階あたりからバスケットボール大の鉢植えが落ちてきます。バキン!パリン!車も人間も危うく難を逃れましたが、なぜか命がけの散歩です。あトンスィオン!


b0060399_22282528.jpg
パリ最古のサンジェルマン・デ・プレ教会へ。パイプオルガンも聴いてみたい。晩、この教会で演奏会を楽しむことに。


b0060399_222991.jpg
パリと言えば、カフェ。サンジェルマン・デ・プレ教会の横にある、有名どころのカフェ・フロールへ行きました。カフェはエスプレッソ1杯800円ぐらい、しかし、小さいタルトがなんと1400円!これには参った。ゆっくり過ごさないと損です。


b0060399_22294367.jpg
ここから、オデオン、サン・ミッシェルと歩き、お昼。安いお食事の一つ、ジロス(Gyros)です。ギリシャもので、中身はケバブといっしょ。でしょう、たぶん。日本でもちょくちょくありますね。ボリューム満点!

ステンド・グラス目当てにいった教会も今日はお休み。元旦ながら、やはり観光客は山盛りいます。そして、パリは日本人観光客も多い!中国人かな、韓国人かな?と思っても、懐かしい日本語が聞こえてきます。


b0060399_22303733.jpg
歩きつかれたので、ネットカフェに入ります。30分で一人2ユーロ(320円)です。こんなもんかな。


◆サンジェルマン・デ・プレ教会で戴冠ミサ◆

b0060399_22312058.jpg
一度妻と別行動にしたあと、夕方は、先ほどのサンジェルマン・デ・プレ教会で待ち合わせ。メインイベントは、CDに穴があくほど聴いた曲、モーツァルトの戴冠ミサです。前半は、教会音楽の名曲集でした。ヴィヴァルディのグローリアにモーツァルトのアレルヤ、カッチーニやグノーのアヴェ・マリア、それにバッハの名コラール集に最後は、メサイヤのハレルヤコーラス、厳粛かつ澄んだな響きでした。


b0060399_22321789.jpg
晩御飯は、レストラン!
という案もありましたが、お宿にはやくかえって、荷物を預かってもらう交渉をすることに。(それは正解だった)結局、晩御飯は、近所の中華系テイクアウトの店で買ってきました。ワインはやはり近所のよろず屋さんで。この旅で唯一ブルゴーニュ以外を飲みました。トゥーレーヌです。現地の人も、本当に日常飲むワインというのは安いことがわかります。コート・デュ・ローヌとかが多いです。はっきり言って、この時点でまだ安いご飯しか食べていません。


さぁ、明日はブルゴーニュに向かいます。


⇒前の日へ 12月31日 パリに到着
⇒次の日へ 1月2日 ディジョン~ボーヌへ(作成中)
[PR]
by dasauso | 2007-01-01 22:38 | グルタビ編