意識をむけてみるといろんなものが見えてきますよね。お酒とオンガクが好きなサラリーマンが綴る、意識の向けどころページです。お仕事の息抜きや、お酒の肴にどうぞ。


by dasauso
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研究会でご一緒しているAさんは普段経営企画のお仕事をされているので、自分の新しい会社の紹介と、お仕事上のニーズを伺うために、面談の時間をいただいた。

これまで、企業さんや公的機関さんにも営業活動に行っていて、自社の宣伝はしていたものの、通り一遍の紹介しかできておらず、仕事に結びつくには程遠いことがよくわかった。

というのも、「こういうことはできますか?いくらぐらいですか?」と、先方さんの要望が上がってきたときに、全く受け答えができないからだ。定型の商品を売るだけではなく、どちらかというと、お客さんと一緒に商品をつくっていくのがお仕事。お客さんに育ててもらう部分も大きい。そういうわけで、できる、できないはもちろん、質をイメージしてもらい、めやすとなる価格をまずは即答していかないといけないのだった。

過去の実績や提案事例から、活き活きとした提案をするには、やはり経験が必要だと心から思えた。経験値を積み、いろんなステータスを高めて、レベルアップしていくロールプレイングゲームは、かなり妥当な仕組みだと思えてくる。

幸い、経験値の高い上司が東京からやってきてくれたので、いくつか宿題を得て帰ることができたのだった。次に同じような場面があったときには、上司が話したような内容を話せるだろう。ただ、自分でやった仕事でないだけに、そのまま話すだけでは迫力不足だろう。道のりは長い。

勉強のために訪問したわけではないのだけれども、個人的には、経験値を積むことができたのが、大きな成果かもしれない。

ゲームでも強い敵に出会わないと、レベルアップもしないが、お仕事でもいい課題に出会えると、レベルアップできるような気がする。次は企画書づくりだ。

というわけで、Aさんに感謝。
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by dasauso | 2005-05-20 22:43 | オチゴト編

ポン酒で壮行会

今日は前職で苦楽をともにした(あるいは一方的に苦を受けていた?)Aさんと京都で待ち合わせ、日本酒を飲みに行った。行き先は移転してBarスタイルにかわった、パンチさんのお店。ほんと、やっといけた。

Aさんも私もともに、最近転職をした身であるので、互いの壮行会にもなった。いきおい、最近の仕事、そしてキャリアについての話になる。

とはいえ、次第に旨い酒のほうへ意識は吸い寄せられていく。この日は山廃を中心に二人で3銘柄7種類。それぞれしっかりおいしく堪能。今日のアテは、新たな発見。卵の黄身の味噌漬け、クリームチーズの塩辛(特殊なやつ)、ともにお酒の味をひきたたせてくれて、たいへん美味しいアテだった。

さて、最後に本日の感想。必ずしも飲んだ順ではないけれども。
まずは、不老泉。タカネ錦の60%山廃純米は、ややフレーバーが勝つものの、酸がきれい。エンジンがかかる。
山廃本醸造二年熟成は、ヌル燗にしてよし。燗冷ましでもいけるぞ。
大吟醸は、不思議なフレーバーに酸の躍動感。開栓してこのまま半年たってもいけるのでは、という意見にもうなづける感じ。

静岡富士宮の高砂は、二種類。
まず、日本酒度-3度の山田錦山廃純米。べったりせずしっかり、甘い味わいだけど、しまりのある感じで、お燗でもいけそうだ。
一方、雄町の純米吟醸は、キメ細やかでつるんとした色白の肌の女性を思わせる味わい。吟醸香もナイス。

そして奥播磨
仕込み29号は13BY。最近の奥播磨は辛口傾向にあるので、oldファンとしてはほっとする懐かしい味わい。
一方、10BY鑑評会出品別仕込の大吟醸は、きれいに6年経っている。ウニというか、夕張メロンというか...すごい。ラストに飲む大吟醸として、ほんまにふさわしいわ。

ごちそうさまー。
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by dasauso | 2005-05-18 23:14 | ニホンシュ編
地ビールが日本に導入されてから、日本でも多様な味わいを持ったビールが登場した。そして、皆さんもそれまでは耳慣れなかった、ピルスナー、ケルシュ、ヴァイツェンといったビールのスタイルに関する言葉を聞くようになったことであろう。

観光地に行けば、ご当地のビールがあり、そしていくつかの種類が売られている。ところが、自分はどんなのが好きなんだっけ?アルトってどんなんだっけ?と迷ってしまうことはないだろうか。

色んなスタイルを何回か飲んだ人でさえ、スタイルごとの差はなかなか覚わらないと思われる。せっかく、色々なスタイルがあるのに、日々の生活の中では、国内大手のビール(または発泡酒など)を飲むことが多くて、馴染みが薄いということにも起因しているのだろう。私がそうである。そうして、スタイルの違いを知るべく、少しお酒の本を読んでみても、上面発酵、下面発酵という言葉とともに、少しわかりにくい表で説明されるのが常である。わからん。わすれる。

そこで。

ビールの味わいのおおよそがひと目でわかるような表をつくってみた。

名づけて、「ビアスタイルポートフォリオ」
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(↑クリックすると大きくなります)

簡単に表の解説をしよう。
1.に注目。外観の色調として、薄い色のヴァイツェン(白いという意)から、黒いスタウトまであることがわかる。
2.苦味がどうか。縦軸に苦味、と書いてある。まず、苦味というのは、日本のビール、とくにキリンラガーをを飲んだときのような苦味や、麦芽を焦がしたようなものをまとめて、こう表現している。
3.一方、横軸にはフレーバーと書いてある。フレーバーには、果実のような甘みから、酸味、カラメルのような味わいまでを含む。
4.これらの縦軸と横軸から、ポジショニングをはかる。一つの目安として、45度の線(y=x)がある。この軸に近いほど、バランスを感じ、ここから離れているほど、なんらかの味に偏りがあるといえよう。
5.スタイル名のところに、上面発酵、下面発酵の区別を記した。これはビールの発酵のための酵母の違いで、発酵温度、期間、味わいと関連する。この差について知りたい人は、詳しい本を読んでください。

大事なこととして、これは味わいのための目安である。したがって、あるスタイルのビールを飲むにあたって、その位置づけが感覚的にわかればいいのであって、厳密さを期すものではない。

そもそも、味わう個人によって感想は異なるだろう。そして、個々のビールがあるスタイルに属するとしても、銘柄ごとに味は千差万別であり、ポジションもずれる。、

ただし、その「ずれ」がかえって、そのビールの特徴をしるための手がかりにもなるのだ、と私はと考えている。たとえば、スタウトなのに、フレーバラスだ、という感想は、その銘柄の特徴を浮き立たせる。そして、また別のスタウトと飲み比べてみたい、というきっかけになるであろう。そうすれば、どんどんと奥深いビールの世界にはまっていくこととおもわれる。その結果、味わいの重心がこのポートフォリオとずれていれば、自分で修正すればよいのである。

また、ここに書いていないもので、ビールのスタイルというのはは他に数多くある。そういったものも自分で書き加えていけばいい。

このような味わい方は、日本酒やワインにも通じることだと思う。酒を愛するものとして、皆様の今後のご参考になれば幸いである。
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by dasauso | 2005-05-14 12:18 | ビール編

上らず昇る

四条河原町の阪急百貨店に、レストラン街(とは言われたくないのだろうが)がリニューアルオープンした。

その広告のキャッチが、「四条河原町、昇ル」である。(四条河原町角っこ、店舗の外に幕がぶら下がっている)
これが気に入っている。

京都の人にとって、道を歩いている時の東西南北の感覚は、たいへん重要で、とくに住所が、たてとよこの双方の道路から交差点を示し、そこを「上る(あがる)」「東入る」といった言葉で表現される。

たとえば、京都市役所であると、「京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町」ということになる。

そうした「京都っぽさ」が、京都ブランドを使ってヨソで商売しようとする人にも使われることとなっている。たとえば、東京には、「上ル下ル西入ル東入ル」(京都発くずし割烹)というお店ができた。大阪には、「東山花見小路上ル室町角」(SUSHIらしい)という、あり得ない地名(全部南北の通りやん。しかも三つ組み合わせ??)のものまでできてしまっている。

いまでは、どーでもよくなっているのだが、最初それらの店をみたときには、どちらに対しても、いい気分にならなかった。両方の店に何の恨みもないが、ネーミングだけから判断して、よくない気分を感じたのだった。

当たり前といえば当たり前なのだが、京都の街中にいると、京都らしさを強調することは、あまり言わない。そして、和食を食べに行って、「京料理」の店には入らない。「京風○○」とかついているのは、たいがい京都の外で売っているものだ。これは、京都ブランドが好きな、ヨソの人たちに対する売り言葉である。そういうもののなかに、「本物」がどれだけあるだろうか。おそらく「ほんまもん」には、京風などと名乗らずとも、自分たちの「普段」に対してブランドがついているのだ、という自負のようなものもあるのではないだろうか。ともかく、京都らしさはあまり前面に出てしまうと、安っぽく、またいかがわしく感じてしまうところがあるのだ。

また、ある本でも指摘されていることだが、たとえば、京都の老舗に対しても、京都をでていって、ヨソで商売しにいっているものに対して、「あそこは味が落ちた」などと、冷たいところがある。

そうして、上る下るの乱発に、少しヘキエキしていたところ、この「四条河原町、昇ル」が現れたのだった。このひねり業に対しては、「うまい」、と思った。こちらについては、なぜだか微笑ましかったのである。

で、どんな店がが入ってるんやっけ...
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by dasauso | 2005-05-09 23:23 | ニチニチ編

ビール工場見学だ!

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サントリーのビール工場見学に行ってきた。今日は天気もええし、気分最高!

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JRや阪急の駅まで送迎に来てくれる。正体は、阪急バスだが、ラッピングバスというより、専用バス。

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奥がホップ、手前が大麦。
工場見学での一番の収穫は、ひょっとしたらホップのにおいをかぐことができたことかもしれない。「おお、このにおいがホップだったのかー」となること必至。(工場建屋に入ってすぐのところで試せる)

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で、1時間弱の見学をおえて、さいごはテイスティング。1.西山水系のできたてモルツをサーバーからいただいたあと、2.四水系のモルツの飲みくらべをし(阿蘇がお気に入り)、3.最後はプレミアムモルツをいただく。

タダだし、送迎バスはあるしで、オトナの遠足コースにはもってこいなのである。一度行かれたし。

ちなみに、この日は合唱団の親睦会...の一次会。二次会は、キリンビアホールへと消えていき、これまた飲みまくったのだった。おえ。
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by dasauso | 2005-05-07 12:54 | ビール編

久助

少し前の話、妻と近所の街へ散歩に出かけた。散歩となると、いつも酒蔵やお菓子屋など必ずどこかに寄り道してしまい運動の効果が薄まってしまうのだが、今回はひいきの煎餅屋に立ち寄る。と、ラッキーなことにその日は「久助」の販売日であった。

かつて合唱演奏会の出演本番をキャンセルして臨んだ診断士の二次試験で、煎餅屋の事例として久助に関する問題が出題された。ということで、私を含め診断士同期にとってはたいへん思い出深い、縁のある商品である。

ちなみに久助とは、煎餅等の製造過程で割れや曲がり等が発生して、通常の商品として販売できないものであり、それを「われおかき」などと名づけて販売するものだ。クズになる商品を、久助葛にかけて、こう呼んだことに由来する。これが服なら、B級品、アウトレットモール行きといったところだろう。

なかには、久助を自社のブランドからは販売せず、われ煎餅を専門に扱うような業者に売っているケースもある。その場合、専門業者は、いろんな銘柄を混ぜて販売している。こういうのは、お菓子のディスカウントショップに行けば手に入るだろう。

試験ではたしか、贈答用煎餅で知名度を上げているある煎餅屋が工場脇で久助を販売することについての是非を論述することが問われた。私は久助を販売すべきという内容の回答を書いたが、経営には複雑な状況と因果関係があり、そのなかの判断には絶対の正解はない。回答では施策とその根拠を論理立てて説明できればいいのであり、販売すべきでないという結論も当然ある。

久助について例を挙げてみても、様々な思惑がある。
不良品がでてしまう。捨てるのがもったいない。安く売れば、捨てるよりはまし。そもそも味は同じ。自家消費用として売れるだろう。しかし、売れるとすると正規品が売れなくなるのでは。ブランドイメージも下ってしまうのでは。別ブランドにするとどうか。来店頻度が上がるならよいのでは。売る範囲を限定すればどうか。と、こういう具合である。
もっともこれは売り方(マーケティング)の話であり、製造側としては、そもそも不良品の率を下げる(「歩留まりを上げる」)努力が必要である。

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さて、立ち寄った店では、現にこの久助(割れ煎餅と、それとは別に無選別として二種類を販売している。この日は無選別。)は大人気であり、ご覧のとおり完売御礼の札が上がる状況である。久助の販売は店舗オンリーで、販売日は不定期なため、次回の販売日はいつなのかという問い合わせが殺到するようである。(現に、久助ファンの私も店で尋ねた。)

北海道にもごっついアウトレットモールができた。けっこうな繁盛らしい。消費期限が厳密でない衣料品の場合は、B級品だけでなく、過剰在庫品や季節遅れ品も扱われるのだが、どうもわざとアウトレットモール行きの商品をつくってるのでは...と思えるフシもある。

こういう状況をみていると、「久助を販売することにより、単価は下るが、来店者数の増加が期待できる。積極的に進めるべきだ。」などという論があっさりと通ってしまいかねない状況である。が、ブランドの行方はいかがなものか。
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by dasauso | 2005-05-06 22:28 | ニチニチ編

「どい・たきい」なお店

「どい・たきい」と聞いてピンと来る人は、関西人か、鉄分過多な人だろう。ちなみに、居てもよさそうだが、お笑いコンビではない。

土居、滝井は、駅間がめちゃめちゃ近いことで有名な、各駅停車しかとまらない京阪電車の駅のことである。

で、なんでこない近くにつくるねん!と思っていたが、その謎がやっと解けた。この間には、内環状線が走っていて、その両脇の地域は、実距離以上に分断されているのだった。でもできたときからそうなんかなー。だれか教えてください。

さて、なぜこういう話題かというと、実に単純で、そこらへんにお酒を買いに行ったからだ。これまで日本酒を飲み荒らし、ワインを貪り飲み、そして今度はビールだ。ゴールデンウィーク中に、「ビールで世界一周」なる企画を打つため、大阪は旭区のお店まで仕入れにいったというわけである。

住所をみて、千林から歩いていったら、これがハズレで、たいがい時間がかかった。その前にもビール3本と瓶詰め食材などを買っていたから、かばんも足取りも重くなっていた。しかし、店を発見し、そのつらさも吹き飛ぶ。(住所は旭区、最寄の滝井駅は守口市である)

主人といっしょにビールを選び、日本酒、ワインにまで酒談義はふくらみ、1時間ほどの間に十数本のビールを選ぶ。

帰り道は地獄であった。ビールは箱に詰め、取っ手をつけてくれたが...まぁ、こーいうお客にはなれているのだろう。

ちなみに、この酒屋さん、ワールドビジネスサテライトにもでたことがあるらしいのだが、かつて近くにコンビニができてしまい、これではあかんということで、付加価値(利益率)の高い輸入ビールを中心とした特色ある店に変えてしまったということだ。一般によく「特色ある店づくりを!!」とはいうが、リスクも高いし、なかなかここまではできない。ここまでやれることがすごい。

こういうお店が、われわれにとって貴重な酒屋。まさに、「わざわざそこまで買いに行く」お店なのである。
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by dasauso | 2005-05-02 23:22 | ニチニチ編