意識をむけてみるといろんなものが見えてきますよね。お酒とオンガクが好きなサラリーマンが綴る、意識の向けどころページです。お仕事の息抜きや、お酒の肴にどうぞ。


by dasauso
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

デジタルビデオカメラの比較購入

デジタルハイビジョンハンディカムを買ってしまった。

ピンときますか?デジタルビデオカメラですよ。

b0060399_15142489.jpg


前日に、義理の姉ファミリーのホームビデオを見て、ビデオカメラが欲しくなってしまった、
というのがそもそもの動機だったのだが、ボーナスも出ないのにどうしてこんなもんを買う羽目になってしまったのか。これからデジタルビデオカメラを買われる方のご参考にも、ちょっとこの日の買い物の顛末を書いておこう。(途中、社名や機種名がでてきたり、評価がでてきますが、あくまでご参考ということで。)


◆Round1@自宅 やっぱこれからってDVDじゃないの?◆デジタルビデオカメラもこれからは、DVD方式だーってことで、DVD方式の機種を探す。おのずとS、P、Hの三つに絞り込まれる。妻のひいきはS、私のひいきはPだった。そして、一応、それぞれの機種についてネットの価格比較サイトで相場情報を入手する。さて、お店へGoだ。

◆Round2@電気屋  早々とDVDが外れる◆DVD方式を探しているといって店員に相談。PはHのOEM製品であるということで、二つに絞り込まれる。H(P)の場合DVD-Rへ録画するが、Sは、DVD-RW、つまり上書き可能なメディアが使用可能である。8cmDVDメディアは高いので、リライタブルが使えるSが有利。しかし、これは10万円以上してしまう。

10万円以上も出して買うのなら...だんぜんデジタルハイビジョンがいい、と口説かれた。というのも、DVD方式の場合、1秒間に12コマしか取れないので、動きについていけない、極端なことをいうと、ぱらぱらマンガの世界なのだ。確かにこれはいけない。DVDだと意気込んで買いに来たのだが、一気に候補から外れてしまった。うーん。

後の会話でわかったことだが、8cmのメディアから別のDVDに移そうとすると、いったんアナログにしてしまうのだそうだ。意味なしやん。メーカーコンセプトとしては、「テープに撮ったものを最終的にDVDに入れてきた従来のやり方に対して、最初からDVDに入れればいいじゃない、と。ただし、DVDから別のDVDに移さないで、最初にとったDVDでずっと保存すればいいでしょ。」、ということだ。

よって、顧客ターゲット層としては、「画質についてはそんなにこだわりません。テープからのダビングなんて面倒です。簡単頭出しができてうれしいなあ。ついつい重ね撮りしちゃうんだよね。」といった感じだろうか。

◆Round3 やっぱ従来方式で高画素タイプが妥当だな◆
Sのデジタルハイビジョンは画質がめちゃくちゃキレイ。はっきり言って、別製品。ただ、値札で17万8千円。ただし、予算を決めていたわけではないが、倍の値段である。ここまでやりたいわけではない。

ということで、価格と性能で落としどころを模索する。PCの画面で見ることが多いので、画素数として100万以上は欲しい。表示の7掛けで見ないといけない。

結果、Pの3CCDかなあというところに落ち着く。SのHC90は、持ち手のてがかけにくいし、長く撮ってると疲れそう。Cのは、電池がしょぼい。Pは、高価格機種GS250だと手ブレ補正の機能が充実。たまたまお店でも、一つ下のクラス(GS150世界最小・最軽量)とほぼ同じ価格で買えたので、断然こちらだな。

たぶん、このお店でこの機種を買うんだけど、あとは店舗間で価格を比較するか何かして、買ってしまおう。「妻に相談してきまーす」といって一旦退店。

◆Round4 一転、大混迷へ◆別のお店に行って価格下げてもらって、という交渉をするつもりだった。が、けっこう疲れていたのと、最初に行った店がこの日はお得意様セールということで機種によってはよそよりもぐーんと下る状況だったのとで、よその店には行かないことに。妻を呼び出して、もう一度売り場へ。

DVDはやっぱりよくないよとか、HDDタイプは旅先で追加とりたくなってもできないよ、とか、ハイビジョンは高すぎるよとかいって、ひととおりの機種を妻にみせ、3CCDのDVテープ方式のコーナーに戻ってきた。

そして、予定通り、Pにしようと思ったのだが、ここで一つの落とし穴に気づく。カメラを通してモニターに写った自分の肌がやたら赤い。むむむ、顔を映してみると、酔っぱらってるみたいやんか。今日はまだ呑んでへんでー。比べてみると、Cは画像が粗いのと、画面が青っぽい。Sのほうは、黄色っぽい。ぬぬ、どれが一体本当の色なんだ。Pはなんでこんなに赤いのかと聞くと、赤ちゃんの肌が赤っぽくなっていいですよ、ということなんだそうだ。「美肌モード」とかいうネーミングらしいが....

そこへ行くと、Vがキレイである。12万円そこそこと、ぐっと値段があがるためにノーマークだったが、色といい、デザインといい、カメラの持ちやすさといい(ワキをしめて、ヘソの高さで楽にカメラを構えられる)バランスが良かった。少し高いということがネックだった。あと少し出せば、ハイビジョンだ。

うーん。

比べてみると、別の問題も見つかった。Pは、画面が暗い。無数の蛍光灯で照らされている電気屋の中でみても暗い。これが家庭だと、たとえば子供をとったときにも暗くてダメなんじゃないか。

そういえば、店員さんに「どんな時に使われますか」と聞かれたとき、けっこういい加減に「うーん、旅行かなあ」と答えたのが良くなかった。室内で赤ちゃんをとったり、あるいはウェディングパーティをとったりということを考えると、「使えない」マシンに成り下がってしまうのだ。さっきまでは、ダントツに「これしかない」と決めていた機種だったのに。

困った。

どれも一長一短、いや、二長二短みたいな具合だ。短所をクリアしようと思えば、Vが有利であった。しかし。

◆Round5 そして抜け出したのは◆Vはどの対抗機種と比べて、あらゆる短所が解決されていた。だが、価格も少し高く、決定打がない。Vならば、圧倒的な品質を持つデジタルハイビジョンのHC-1まで目がいってしまう。デジタルハイビジョンも、16万円というラインまで下げてもらえる話になっていた。

はっきり言って、このデジタルハイビジョンが登場しなければ、選択は比較的簡単で、Vに落ち着いていたはずだった。

再び、デジタルハイビジョンのコーナーへ。一つの画面で、同じ被写体をカメラをボタンで切り替えながら見比べられる。画面の色のクリアさと本物感、文字まで読めてしまう精細さ。何度切り替えてくらべて見ても、ため息をつくばかりである。

高いなあ。それにしても。

しかし、次第に都合よく考え出した。おそらく、デジタルビデオカメラは今回買ったら、8年から10年使うということ。そのうち、ハイビジョンが主流になるだろうということ。ハイビジョンカメラの大きさは、機構の問題からこれ以上は小さくならないだろうということ、などなど。値段と静止画の品質については改善していくかもしれないが。

決定打がなく後悔を残すかもしれない従来機種から、だんだんとハイビジョンに気持ちが傾いてきた。

そして、気持ちが完全に振れる瞬間がやってきた。「生まれた子供の映像が、将来のスタンダード品質で残っているほうがいいんじゃないか。」「結婚式なんかを残すのにも、今この時期にこの品質だから価値があるのでは。」

混迷を極めていたレースは、35キロ付近で、一気にダークホースだったハイビジョンが抜け出した。レースの興味は、付属品をどれだけ付けてくれるかへと移っていった。余ったポイントで3脚と予備電池とテープとメモリースティックをゲット。本体は14万4千円だったわけだ。安い。

一人の店員さんを合計2時間半ぐらいつき合わせてしまった。悪いことをした。彼は、「こんなに悩ませてしまって、自分が情けない」といっていたが。

お店としては、労働生産性や、利益の面はともかく、限定入荷していた最も高い機種が売れた。ミソは「比較」購入にあった。こちらとしては、あとは、どれだけ使いたおせるかである。室内の装飾品にならないように...
[PR]
by dasauso | 2005-07-17 22:04 | ニチニチ編