意識をむけてみるといろんなものが見えてきますよね。お酒とオンガクが好きなサラリーマンが綴る、意識の向けどころページです。お仕事の息抜きや、お酒の肴にどうぞ。


by dasauso
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ダイクで酔う

今日は、大阪福島はシンフォニーホールへ。
立命館大学交響楽団の第九演奏会を聴きに行ってきた。

第九は何回も聴き、自身でも演奏会に立ったこの曲だけれども、今日の演奏会はたいへんすばらしかった。感動すら覚えた。

技術的なものとしての、時おりの部分的な音の不具合などは、もとより問題にしていない。それよりも、どのように演奏しようとしているのか、メッセージのようなものがこちらに迫ってくる。
この美しい響き、心を揺さぶる抑揚を出すために、どれだけ積み重ねてきたことだろうか。
よく思うことだけれども、いわゆるアマチュアの演奏にはプロにはない、そうしたよさがある。

酒に酔いしれる(酔っ払うのではない)ことはよくあるが、音楽に酔う体験は久々のものであった。


さて、身内のハナシになってしまうのだが、この立響の演奏会といえば、ツマと付き合うようになる前、初めてデートに誘ったのがこの演奏会であった。その時は、シベリウスの2番だったか。
他人としてではなく、二人としての出発はあそこであった。

その演奏会に誘ってくれた団員もいつのまにか4回生。大学に入ってからヴァイオリン始め、そうして卒団を前にして最後の演奏会である。
練習もたいへんだっただろうが、ちょうど一週間ほど前には、演奏会の前に卒論の提出迫っているのだが、収拾がつかないといって半泣きになっていた。
こちらとしては、ほんとうにわが子を見守るような心境であったが、どうやらうまく乗り切ってくれたようだ。

そんないろんな思いも混じりあってか、こうしてまた忘れがたい演奏会が一つ、人生の記憶に刻まれたのだった。
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by dasauso | 2004-12-26 23:58 | ニチニチ編