意識をむけてみるといろんなものが見えてきますよね。お酒とオンガクが好きなサラリーマンが綴る、意識の向けどころページです。お仕事の息抜きや、お酒の肴にどうぞ。


by dasauso
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インフラって大きいなぁ

「インドへ行きます」というと、水に気をつけてと言われます。

そのキケンな水ですが、現地の人々にとって、水はたいへん貴重なものです。

ヴァラナシに行ったとき、水はどうやって供給されてんの?ときいたら、1日に2回、10時と4時にタンクローリで給水があるんだということです。

そしてその水はどこからやってくるのか。

その答えがこれ。

b0060399_13594529.jpg


そう、これはガンガにそびえる給水塔です。"electrically filtered"だと言ってました。

うーん、これは飲む気がしない。ヴァラナシでは高級なホテルに泊まったけど、そこの水ももしや...


そう。インドの人々にとっては水は貴重。

ちょうど現地で買ったビジネス雑誌に水問題を取り上げた記事がありました。
インドでの都市部で、常時水が出るのは、4分の1にも満たず、1日に1回ないし2回水の供給を受ける(水道管から水が出るorタンクローリでの給水)のが約半分、さらには、2日に1回とかが基本となっているハイデラバードみたいな街もあるのだそうです。

同じ雑誌にデータが出ていました。デリーの世帯の場合、1日に2回給水タイムがあるというのが大多数で 64.3%、 24時間給水されるのは、実に13.6%しかありません。コルカタは24時間給水が47.3%、1日に2回が39.3%ということです。

これはどんどん改善するのかというと、そうは単純ではないようです。インフラの整備自体も困難なことですが、これは水道網に加えて、貯水機能(季節的な雨量の偏りから必要)などもきき、水を盗む人々もいるとか。他方、都市部では、先進国的なライフスタイルを好む人も増えているため、追いつきにくい要素もあるのでしょう。


1日1人当たりの生活水の消費水量は
 インド主要都市     92L **
 アムステルダム    156L ****
 シンガポール     162L ****
 香港         203L *****
 シドニー       254L ******
 東京         268L *******
だということです。水道使用について、われわれの当たり前は当たり前ではないんですね。われわれの生活は、インフラとか、使っている機器とかによって日常では完全に無意識に習慣化しているわけで、知らず知らず、特に意識することもなく過ごしているんだなということに気づきます。

電気(停電)、水(不足・汚染)、交通(渋滞)といったインフラ系の整備のフェイズと、ライフスタイル進化のフェイズ、それらを実現する機器のフェイズ、情報や人の交流などがアンバランス(先進国が経験したそれからすれば)な形でミックスされている感じです。それは経済的なチャンスとも捉えられるし、今後何かしら改善、整備sれていくのだろうけれども、同時に人々の心とか、社会的な階層間の差異とか、いろんなものをダイナミックにまきこみながら「変わっていく」のだろうなと思います。

「産業人」として、何にどう貢献するのか。ときには、”青くさい”ことも考えてみたくなります。
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by dasauso | 2010-08-15 14:26 | ケンブン編